ヨースケ
ヒトミ
目次
- 1 ヨガのことなら何でもお任せ!プロの情報をお伝えします
- 2 あなたが欲しいヨガの情報は?項目別メニュー
- 3 ヨガをするならホットヨガスタジオ最大手のLAVA(ラバ)がオススメ!
- 4 日本のヨガ人口は770万人
- 5 ヨガをすることで得られるメリットって?
- 6 ヨガにまつわるよくある誤解
- 7 ヨガを始めるにはどうすれば?ヨガの始め方
- 8 今コレが人気!ヨガの種類はどのくらいある?
- 9 ヨガをするのに必要な持ち物や服装は?
- 10 おすすめのヨガスタジオと選び方
- 11 ヨガにまつわるマメ知識
- 12 ヨガの伝統的流派の種類 22選
- 13 新進のエンタメ性が高いヨガ 10選
- 14 ヨガとピラティスの違いとは?
- 15 ヨガを実際にやって分かったこと~運営者体験談~
ヨガのことなら何でもお任せ!プロの情報をお伝えします
ジムラボでご紹介するヨガについては、日本ヨガ連盟公式インストラクターであるヒトミとその生徒である私ヨースケが担当しています。現役インストラクターだから分かるヨガ業界の裏事情やヨガスタジオの裏側、初心者から始めたからこそ分かる最初の悩みなど、メジャーになってきたからこそお伝えしたいプロ(とその生徒)の情報を分かりやすく解説していきます。
あなたが欲しいヨガの情報は?項目別メニュー
ヨガをするならホットヨガスタジオ最大手のLAVA(ラバ)がオススメ!
日本のヨガ人口は770万人
『ヨガジャーナル日本版調査』による2017年の報告によると、日本では現在770万人の人が様々な形でヨガを行っています。この数字は水泳をする人とほぼ同じ数字で、すでにメジャーな習い事・趣味として根付いていることが分かります。
1990年代の頃はヨガ教室が宗教勧誘に利用されていたり、独特のポージングや世界観が大きな誤解を生んでいました。しかし、現在ではそういった誤解も無くなり、ヨガの健康面のメリット、精神面のメリット、手軽に始められる気軽さから多くの人に親しまれるようになりました。
その結果、今後もヨガをする人は増加する見込みと言われており、2020年には1000万人、その後は約1600万人に達すると言われています。
ヒトミ
ヨガをすることで得られるメリットって?
ヨガの基本は呼吸法で、それを元に様々なポーズやストレッチをすることで、健康増進に繋がっています。普段は中々気にかけることの少ない、体の隅々まで、ヨガを通じて向き合います。
また、ストレス社会と言われる現代において、ヨガは精神面でも大きな効果が見込まれます。落ち着いた空間でヨガをすることで、自律神経を整えたり、日常のストレスを忘れ、ココロを整える効果があります。また、時にアクティブな動きをすることでストレス発散に繋がるヨガもたくさんあります。
出典:日本のヨガマーケット調査 セブン&アイ出版
ヒトミ
ヨガにまつわるよくある誤解
×カラダが硬い人は向いてない
×ポーズが上手に出来ないと恥ずかしい
×ヨガは女性がやるもの
△ヨガって独特な世界観とか宗教観があるでしょ?
ヨガにカラダの硬さは関係ない
多くの人が誤解しているのが、ヨガはカラダが柔らかくなければ出来ないというものです。確かに、複雑なポーズをするのに体の硬さは関係しますが、そもそもヨガは自分の体やココロと向き合うことが本来の目的であって、ポーズが出来る出来ないは全く関係ありません。
骨格や筋肉の付き方が人それぞれ違うのは当然。その中で自分に合わせたやり方だったり、自分が何を出来て何が出来ないのか、それを知ることがヨガでは最も大事なことなのです。
ですから、ポーズの上手い下手は関係ありません。
大切なのはヨガのポーズの上手い下手ではない
そもそも複雑な姿勢のポーズをやること自体、ヨガのプログラムの中のほんの一部分でしかありません。そういったポーズはヨガを極めたいと思うような人が行うものであって、一般的なヨガスタジオやヨガレッスンでは、誰もが出来るストレッチや呼吸法から始めていき、カラダが温まったところで、簡単なポージングをして終わりです。
レッスンの過程で、最初のストレッチや呼吸法を飛ばしていきなりポージングを行うことはあり得ません。順序だててカラダをほぐし、出来る範囲でそれぞれに効果のある様々なポーズを行っていくものです。
ヨガ男子も増えている
ヨガブームと言ってもいい昨今、当初は女性がメインだったことは間違いありません。今でも男女比率で言えば女性が69%、男性が31%(出典:日本のヨガマーケット調査)という数字があり、実際にヨガスタジオに通うと男性はほとんどいないこともあります。
しかし、近年はカラダが硬い男性は出来ない、というヨガの間違った認識も払しょくされ、徐々にヨガ男子も増えています。
単純に習い事に避ける時間が女性より少ない人が多い、といった事情もありますが、日頃の運動不足解消や肥満防止のためにフィットネスジムやスポーツクラブに通う男性が増え、その結果ヨガの良さが男性にも浸透し始めています。
ヨガを実際にやった人は世界観が誤解と分かる
ヨガには独特の世界観や哲学などがある、なんてイメージを持っている方はそれは大きな誤解です。実際にヨガをやった人で、それらを理由にヨガを辞めた人というのは女性で0.8%しかいません(男性は0% 出典:日本ヨガマーケット調査2017)。
特に一般のヨガスタジオで行われているレッスンにそのような世界観を持ち込むインストラクターは極めて稀で、気軽にやれる習い事・趣味として9割以上の人がそのメリットを実感し、ヨガを続けているのが現状です。
ヨースケ
ヒトミ
ヨガを始めるにはどうすれば?ヨガの始め方
ヨガは今すぐにでも始められるもの
ヨガをするのに、資格も道具も必要ありません。始めようと思えば、今このサイトをご覧の方がその場で出来るのがヨガです。自宅でもオフィスでも、時間と少しの空間さえあれば誰でもいつでも行えるものです。
ただし、ヨガにも基本となる正しいやり方というものがあり、それは呼吸の仕方に始まり、様々なストレッチをどのような順序で行うか、そしてポージングにはどんな意味と効果があるのか、それらは出来る限り正確に行いたいものです。
正しい方法を知らなければせっかく時間を取ってヨガをやっても、効果が得られず、「なんだ、こんなものか」と思ってしまうかもしれません。
自力でヨガを始めたいなら本や動画を活用しよう
現在、ヨガに関する書籍は本屋によっては特設コーナーを設けるくらい多く発売されています。また、動画でも様々なポーズや呼吸法をインストラクターの方々が動画にして公開していますので、ヨガスタジオへ通わなくとも、始める方法はいくつもあります。
ただ、先ほども述べた通り、ヨガは正しい方法を知らなければ効果が中々得られないものです。
これから始めるという方にオススメしたい方法は、実際に書店で本を手に取り『呼吸法の解説』と『カラダをほぐすストレッチ』がきちんと解説されているかをチェックしてみて下さい。
ヒトミ
一番楽なのはやはりヨガスタジオへ行くこと
本で紹介されているものを活用すれば、わざわざヨガスタジオへ行かなくともヨガは始められます。しかし、とりわけ身体面のメリット・変化については、ある程度継続(1~2ヶ月)しなければ中々効果を実感することが出来ません。
そういった意味では、ヨガスタジオに入会し、続ける環境を整えるのも大切なことでしょう。特にこれまで運動が苦手だった方や、ついついサボるクセのあるような方の場合、自宅で一人で本を見ながら、では続かないことも多いものです。
多くのヨガスタジオでは、初めての方向けの体験レッスンを格安で提供していたり、初心者向けのプログラムも充実しています。また、大手のLAVA(ラバ)やCALDO(カルド)のようなヨガスタジオでは、ホットヨガやフローティングヨガ、フィットネスのようなアクティビティなど、レッスン内容も充実していて、どのヨガに参加するか毎回選べるシステムになっていますので、飽きっぽい方には向いてると言えるでしょう。
ヒトミ
今コレが人気!ヨガの種類はどのくらいある?
断然一番人気はホットヨガ
ヨガには様々な種類があり、ヨガビジネスが盛んになってきたこともあって日々新しいヨガが生まれています。そんな中、一番人気のヨガと言えばホットヨガでしょう。
ホットヨガは高温多湿(室温40℃ 湿度60%程度)の中で行われるヨガで、弱めのサウナのような環境で行うヨガ全般を指しています。
人気の理由は滝のように汗を流せることが「とってもキモチイイ」から。
また、大手ホットヨガスタジオのLAVA(ラバ)が全国展開していて店舗数が多く通いやすいことから、ヨガと言えばホットヨガというくらいに浸透してます。
初心者向けはハタヨガ・沖ヨガ
ハタヨガは多くのヨガスタジオで取り入れられていますので、ビギナーヨガといったクラス別のようなヨガでも中身を見るとハタヨガ、というケースも多いです。
沖ヨガはハタヨガよりも東洋医学的な要素を取り入れており、カラダのツボを刺激してリンパの流れを良くするようなストレッチも取り入れられています。
いずれにしても、初心者の方の場合、そもそもそういった流派を気にするのはあまりオススメしません。
ヨガの流派は他にもアシュタンガヨガ・シヴァナンダヨガ、ジュニャーナヨガ、カルマヨガ、アイアンガーヨガ、など代表的なものでも20種類以上あり、日々生み出されるオリジナルのものも加えるとなると、ここでは紹介しきれないほどの数があり、その特徴も様々です。
しかし、ヨガをする上で最も大切なのは流派の知識ではなく、自分に合うかどうかです。
まずは、自分の体に負担の少ないビギナークラスのヨガ(ハタヨガ・沖ヨガ)から始め、ヨガ自体に慣れてきたら自分に合うヨガを探していきましょう。
尚、ある程度目的がハッキリしている方の場合は、下記ページで選び方を詳しく解説していますので、参考にしてみて下さい。
ヨガをするのに必要な持ち物や服装は?
ヨガをするには何が必要?
ヨガをする上で必要な物など何もありません。畳の上でもベッドの上でも、どこでも体一つで行えるものですから、特に道具などを用意しなくてもいつでも始めることができます。
ただ、せっかくヨガをやるなら持っておきたいのはヨガマットです。
ヨガスタジオではほとんどの場合レンタルがありますが、ヨガマットは数千円で買えるものですし、ヨガを続けるモチベーションにもなるので、是非ともお気に入りのヨガマットを買って欲しいところです。
また、ヨガスタジオへ通う際には飲み物(お水、お茶、スポーツドリンク)も用意すると良いでしょう。
ヨガをするのに必要なアイテムはヨガマットと飲み物、まずはこの二つだけで十分です。
ヨガに最適な服装は?
ヨガパンツやキャミソール、アウターなど様々な種類の洋服がヨガ用の服装として販売されていますが、決まった格好なんてありません。動きやすい服装であれば、どんなスタイルでもOKです。
女性の場合、カラダのラインを出したくないという人も多いでしょうし、インストラクターがしているような露出の高い恰好をする必要も全くありません。ジャージやTシャツでやられる方も沢山います。
ただ、注意したいのはアウターでフードがあるようなダボついた服装は姿勢を取る時に邪魔になるので避けた方が無難です。また、やるヨガの種類によっては、下着の替えが必要だったり、不向きな服装というのもありますので、服装に関する詳細は下記ページを是非とも参考にしてみて下さい。
ヨガのアイテムはどこで買える??
ヨガに必要なアイテム「ヨガマット」に関しては、東急ハンズやドンキホーテ、無印良品といった大手雑貨店や、ゼビオなどのスポーツショップで販売されています。
ただ、そういったところに置いてあるヨガマットは材質の種類やデザインはそれほど多くないので、基本的にはヨガ用のウェアやヨガパンツ等も買える専門のショップでまとめて揃えてしまうのがオススメです。
おすすめのヨガスタジオと選び方
ヨガスタジオを選ぶ時のポイント・選び方
ヨガスタジオは、ホットヨガでお馴染みの大手『LAVA(ラバ)』や『CALDO(カルド)』以外にも、個人が経営しているスタジオ、小規模のグループなどなど、体一つで教えることができ、開業に多額の資金もいらない為、多数のスタジオが乱立しているのが現状です。
では、そんな中からどうやってヨガスタジオを選べばいいのか、ポイントは下記
・平日、休日どちらも通いやすい場所にスタジオがあるか
・プログラムの数は豊富か
・インストラクターの在籍数が多いか
・無理なく続けられる料金か
ヨガはいざやってみよう、と思っても実際に行ってみたら『アレ、こんなもんか』と思うケースも少なくありません。その原因は
- 初めてやる場合、周囲が気になり集中できない
- ヨガの内容が自分には合わなかった
- 教室内の空気感が自分にはちょっと合わなかった
こういったことが起こりがちだからです。ヨガは継続してやるからこそ効果が感じられるものですから、出来る限り定期的に通いやすい場所にあること、経済的に無理なく続けられる料金、という点が大切です。
また、ヨガスタジオの料金体系は「入会金」や「月額費用」などがあるため、自分には合わないヨガスタジオだと気づいてもコロコロヨガスタジオを変えるわけにもいきません。
プログラム数やインストラクターの在籍数が重要なのは、自分には合わないヨガスタジオだったと気付いた時に、同じスタジオ内で他のプログラム、インストラクターを選べるからです。
それぞれのスタジオがどういったプログラムのヨガをやっているかは、HPなどで確認すればある程度把握できますが、教える側が人間である以上、どうしてもレッスンの進め方やコミュニケーションの取り方は変わります。こればかりは実際に行ってみないと分からない部分なのですが、実は継続する上ではインストラクターとの相性や教室の空気感というのは非常に重要な要素なのです。
ですから、基本的には小規模なヨガスタジオよりも大手のプログラムやインストラクターの選択肢が多いヨガスタジオで体験レッスンを申し込み、自分に合うヨガスタジオを見つけていく必要があります。
ヨガスタジオ・インストラクターの裏事情
ヨガインストラクターには様々なタイプがいて、大まかに分けると下記のようになります。
- 独立開業タイプ=ヨガの教えに傾倒して確たる自分の考え方を持っている人。個人経営のヨガスタジオに多い
- サラリーマンタイプ=会社に属してマニュアルに沿ったヨガを教える人。大手ヨガスタジオに多い
- 副業タイプ=他に本業を持ち、フリーで友人・知人を中心に教える人。NPO法人に属しているケースが多い
ヨースケ
ヒトミ
尚、ヨガインストラクターの資格は公的なライセンスではありません。あくまでも民間企業やNPO法人が運営しているヨガインストラクター養成講座に合格した人がインストラクターになっており、インストラクターの知識・経験レベルは様々です。
まだ経験が浅く自分のレッスンに自信がない人は大手ヨガスタジオで経験を積み、自分のレッスンに自信がある人ほど個人で開業していく傾向があります。それを考えると個人経営の小さいヨガスタジオの方が良い可能性もあるのですが、人間同士で行う以上、自分との相性はプログラムの良し悪しとは別物です。
色々なヨガスタジオをどんどん体験して、積極的に自分に合うインストラクターを見つけたい!という人には独立開業タイプが合っているかもしれません。一方、そうでない場合にはやはり大手ヨガスタジオが無難です。通える範囲も限られていますし、その中で選択肢を多く持てるのはやはり大手の強みです。
あなたがどちらのタイプなのか、判断した上でヨガスタジオを選んでもらいたいと思います。
地域別オススメヨガスタジオ
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ヨガにまつわるマメ知識
ヒトミ
ヨガの伝統的流派の種類 22選
ヒトミ
アートオブリビングヨガ
スダルシャン・クリヤという独自の呼吸法やマントラを唱えながら行うサハジ・サマディ瞑想法が取り入れられ、ポーズとともに重要視されています。歴史は浅いものの、世界中に広まっているヨガスタイルです。
アイアンガーヨガ
初心者や身体の柔軟性のない人でも、ポーズを補助する道具が取り入れられ、心身にもたらす最大限の効果を得ることのできるスタイルのヨガです。ポーズのキープ時間が長めで、ひとつひとつ丁寧に確認しながら行います。
アシュタンガヨガ
決まった順番に沿って止まることなくポーズを取り続け、身体と精神力を高めていくことのできるヨガです。ポーズは、60種類前後とも。ヴィンサヤヨガと近いプログラムが多いです。
アヌサラヨガ
もともとはリハビリを目的に考案されており、解剖学の視点も取り入れ初心者でも安心して取り組めるヨガです。流れに身を任せて、ポーズを取っていくことが基本のヨガです。
イシュタヨガ
ハタヨガ、タントラ哲学、アーユルヴェーダを融合させたのがイシュタヨガです。自分の体調やペースに合わせたアクティブなポーズのあとに瞑想が取り入れられます。静と動のバランス感覚を養えるヨガです。
インテグラルヨガ
伝統的な5つのヨガ流派を統合した、いいとこどりのヨガです。伝統的な教えを引き継ぎつつ、現代人に合わせたプログラムになっています。
陰ヨガ
ポーズのほとんどが座位・寝位でかつキープ時間が非常に長い静のヨガです。体の深くにある筋肉に働きかけつつ、身体を内観することで自分のコンディションや心の変化の気付きを得ていきます。
ヴィンヤサヨガ
呼吸と動きを連動させていくヨガです。切れ間なくポーズを続けていくので運動量も多く、集中力・代謝を高めるのに向いています。
沖ヨガ
インド、日本、中国のトレーニング法や健康法を組み合わせた沖正弘氏考案のヨガで、日本にヨガを持ち込んだ最初の人と言われています。身体の浄化、矯正のためのストレッチ、筋肉や体内機能を強化するオールマイティなヨガです。
カルマヨガ
ヨガレッスンというよりも、ヨガの哲学や教えを浸透させ、活かし、幸せな毎日を取り入れていくことに重きを置いた思想学的なヨガです。
クリパルヨガ
ハタヨガを源流として伝統的なヨガ流派の一つで、アメリカで現在も研究が続けられています。動きの中に瞑想を取り入れるのが大きな特徴で、自身の軸・内観によるヒーリング効果など精神的な効果が高いヨガです。
クンダリーニヨガ
火の呼吸と呼ばれる独自の呼吸法が用いられます。短時間で腹式呼吸を繰り返すややハードなヨガですが、全体のプログラムの完成度が高いことでも知られています
サティヤナンダヨガ
バクティヨガ、カルマヨガなど多くのヨガのエッセンスを取り入れられたヨガで、世界的な認知度も高いヨガです。ポーズ、呼吸、瞑想がバランスよく取り入れられ、初心者から上級者まで体系的なプログラムが組まれており、体や精神をとぎすましてながら、究極の精神的体験をするまでの完成度が高いヨガとして知られています。
シヴァナンダヨガ
12種類ある基本ポーズを順番に行っていくヨガで、毎回同じポーズを取るのが大きな特徴です。それにより今の自分の心と身体の状態を観察し、バランスの取れた状態を目指していきます。途中休憩ポーズが取られるのも特徴で、初心者でも親しみやすいヨガです。
ジュニャーナヨガ
体よりも精神を鍛えることに重点が置かれたヨガで、ほとんど動くことが無いのが特徴です。ジュニャーナヨガは、カルマヨガや陰ヨガに近い知識のヨガとも呼ばれ、呼吸や瞑想を通して、理想の精神を求めていきます。
タントラヨガ
リラックスの先にある恍惚の感覚を究極に追求していくヨガと言われています。タントラヨガで得られる心と身体の充実感は、ホルモンバランスを整えることに有効と言われています。
バクティヨガ
愛のヨガとも言われ、心のトレーニングい重きを置くヨガです。マタニティヨガの源流とも言われており、ポーズの練習とともに、キルタン(声を出し歌う)やバジャン(一体になっての詠唱)でリラクゼーション効果を得ていき、副交感神経を整える作用があると言われています。
ハタヨガ
多くのヨガスタジオで取り入れられている非常にベーシックなヨガスタイルです。多くの流派の基盤にもなっています。ヨガの基本的なポーズ、呼吸、精神をバランスよく学べるヨガです。
パワーヨガ
パワフルに体と心のエネルギーを使っていくエクササイズ・トレーニング要素の強いヨガです。体幹をはじめ、骨盤や筋肉の調整が重要視されます。流れるように連続でポーズを取っていきますが、完成段階でホールドして筋力とメンタルを鍛えていきます。立って行うポーズがほとんどで、少々キツイですが汗もかける人気のヨガです。
マントラヨガ
マントラ(声に出す音やフレーズ)を唱えながら行うヨガで、歌の要素も取り入れられています。インストラクターの後に生徒が声を出す「コール・アンド・レスポンス」方式で行われるヨガで、ストレス発散や心の開放効果が得られるヨガです。
ラージャヨガ
ポーズはほとんどなく瞑想に重きが置かれたヨガで、アクティブに体を動かしたい人よりもヨガの精神世界に興味のある人におすすめのヨガです。
リストラティブヨガ
用具を使いながらほぼ不動で行うことが特徴のヨガです。用具に身を委ね、リラクゼーション・ヒーリング効果を得ることを目的としていて、通常とは異なる姿勢で体を緩めていきます。緊張状態が抜けない・ストレスが溜まっているという人におすすめのヨガです。
新進のエンタメ性が高いヨガ 10選
ヨースケ
ホットヨガ
室温約40℃、湿度約60%前後の高温多湿な環境下でやるヨガ全般をホットヨガと言います。ホットヨガの中でもビギナー向けのハタヨガやパワーヨガなど、プログラムは様々で流派に拘らず汗を流してスッキリすることを一番の目的にしており、精神面のリフレッシュ、ストレス発散が期待できる一番人気のヨガです。
常温ヨガ
高温多湿な環境を人工的に作り出してやるヨガとは違い、自然な室温下で行うヨガを指して常温ヨガと呼んでいます。本来はこちらがノーマルなヨガでしたが、あまりのホットヨガ人気により区別するため生まれた言葉のようなもので、一口に常温ヨガと言っても流派によってプログラムの中身は異なります。
フローティングヨガ(エアリアルヨガ)
天井から吊るされたハンモックのような布を使って行うヨガで、重力から解放されることで普段では出来ないポーズなどを行えるようになります。全身の血流を良くしたり、浮遊観に包まれることで高いヒーリング効果があります。
暗闇ヨガ
室内を暗くしてノリのいい音楽をかけながら行うエクササイズ要素の強いヨガです。エンターテイメント性が非常に高く、アメリカで流行った事をキッカケに2017年ごろから徐々に日本でも取り入れられ、若い世代を中心に人気が出始めたヨガです。
ダイエットヨガ
ヨガスタジオが様々な流派のヨガから脂肪燃焼に重点を置いた呼吸法・アーサナ(ポーズ)などをピックアップしたオリジナルのヨガです。ヨガがメジャーになっていくにつれ、本来の心身を整える効果よりも、ダイエットという明確な目的を持つ顧客が増えたことから、より分かりやすいよう名称変更したプログラムの名前というのが正確なところです。プログラムの内容としてはパワー系のヨガが多く取り入れられています。
ボディメイクヨガ
ダイエットヨガと同じように、様々な流派のプログラムを混ぜながら、カラダ作りに特化したのがボディメイクヨガです。二の腕を引き締めたい、お尻を引き締めたい、など目的に合わせて筋力トレーニングと体幹を鍛えるヨガを組み合わせるトレーニング要素の強いヨガです。ちなみにこれに食事管理も加え、ライザップメソッドを取り入れたVIVANA(ビバーナ)などでは、トレーナーと1対1で取り組むパーソナルレッスンが新しいジャンルとして確立されています。
ママヨガ(産後ヨガ)
主に生後1年までの乳児がいる母親とその子どもを対象に行われるヨガです。呼吸やアーサナ(ポーズ)よりも「出産後の体力回復」「赤ちゃんとのつながり」「同じ状況の他のママさんたちとのコミュニケーション」に重点を置いた、メンタルケアが中心のヨガです。体力だけでなく、何かと慣れない育児で精神的にも疲れるママさんにとって良い気分転換になることと、赤ちゃんを愛おしく思う
マタニティヨガ
妊娠中の母親を対象に行われるヨガで、「カラダの状態を知る」「赤ちゃんとの繋がりを感じながら休む」「出産・育児に向けて心とカラダを整える」ことをテーマに行われています。体を動かしたりはせず、バクティヨガで用いられる発声や歌、用具を使って休むリストラティブヨガの要素が取り入れられています。ママヨガ(産後ヨガ)と続けて通う人が多く、両方が用意されているLAVA(ラバ)が人気の理由の一つです。
ラフティヨガ
声を大きく出しながら笑うことの健康効果に着目し、ヨガの中で「わっはっは」と笑うメソッドを取り入れたヨガです。ストレス発散効果や、内向的な自分の開放といった効果があり、NPO法人のラフターヨガジャパンが推進しているオリジナルヨガです。
リラックスヨガ
多くのヨガスタジオでプログラムの一つとして採用されているヨガで、文字通り心身のリラックスを目的としたプログラムが組まれるヨガです。座位で簡単に行えるストレッチやポーズを中心に、全身の筋肉をまんべんなくほぐし、高い筋弛緩が生まれます。陰ヨガほどではにものの、「静」のプログラムが多いので、賑やかなのが苦手な方や、高齢者に満足度が高いヨガとして人気です。
ヒトミ
ヨガとピラティスの違いとは?
ピラティスについて説明する前に、まずここではお勉強のための解説ではないということをお伝えしておきます。
というのも、成り立ちの違いや呼吸法の違いなど、すでにピラティスとヨガの違いについて語られている本やサイトは数多くありますが、最も大事なこととしてヨガスタジオやピラティススタジオで行われている指導方法は必ずしも源流に沿った形ではないからです。
それを踏まえて簡単に解説すると
◆発祥
・ヨガ ⇒ 4500年前の古代インド。元々は仏教などの修行法の一つ
・ピラティス ⇒ 20世紀前半にドイツ人のジョセフ・ピラティスが考案したリハビリ・エクササイズ要素が強いもの
◆呼吸法
・ヨガ ⇒ 腹式呼吸が基本と言われる
・ピラティス ⇒ 胸式ラテラル呼吸
◆効果の違い
・ヨガ ⇒ 精神面や内臓への働きかけなど、『内観』による心身の強化
・ピラティス ⇒ 体幹や筋肉、姿勢改善などの身体面の改善効果
主にこのように分けられます。しかし、冒頭で述べた通り、ヨガとピラティスの現場は必ずしもそうなっていないのが現状です。例えば新しいヨガとしてご紹介した暗闇ヨガなどはその最たるもので、あれは本来のヨガの精神性や呼吸法などの教えよりも『楽しさ』に特化したピラティスとも言えるプログラムです。
同じようにピラティスもビギナー向けであればあるほど、『静』のヨガに近いポーズが増えていき、呼吸法についても厳密に正しいやり方を求められるわけではないのです。
ヨガとピラティスどちらを選ぶべきか
では、ヨガとピラティスのどちらを選ぶべきかと問われれば
- よりアクティブに肉体改造をしたいならピラティス
- 時には癒し・リラックス効果も欲しいならばヨガ
というのが一般的な答えになるでしょう。ですが、何度も申し上げている通り、実際のレッスン現場では、ヨガとピラティスの知識的な部分をはっきりと分けて指導するインストラクターは少数です。
なぜなら、ヨガでもピラティスでもインストラクターが何より大切にしているのは『一人一人にあったレッスンを行うこと』なのですが、ヨガインストラクター、ピラティスインストラクターを兼務している人も多く、ヨガスタジオでピラティス要素を取り入れることもあればその逆もあり、専門的・本格的な指導を受けたいという人でなければどちらも大きく変わらないのが現状なのです。
ですので、個人的にオススメする選び方としては
- とにかく体を動かすのが好きならピラティス
- 体を動かすことも含めて様々な形を楽しみたいならヨガ
という形で選ぶことをオススメします。
ヒトミ
ヨガを実際にやって分かったこと~運営者体験談~
当サイトの運営者である私ヨースケは、4年ほど前からヨガをやっています。キッカケは自治会のイベントだったのですが、スタートからこれまで3人のインストラクターの指導を受けてきました。
ボクは前屈が超苦手で、床に手が届かないレベルの体の硬さでして、始めた当初は、正直やっぱり周囲が気になりました。ポーズが出来ない自分が恥ずかしいし、集中してないからか、やっぱりそれほど効果を実感することもありませんでした。
また、1人目、2人目の先生とは正直ウマが合わないところもあり、自治会の都合が無ければヨガを続けることも無かったと思います。
しかし、3人目に出会った当サイトの監修役でもあるヒトミ先生のレッスンは非常に自分にマッチしていました。そうしてまず初めに改善されたのは『腰痛』です。
デスクワークオンリーのボクの場合、昔から腰痛に悩まされていて、ヒドイ時はベッドに横になるだけで腰が痛くて寝てらんない状態だったのですが、ヒトミ先生はしっかり個別の状態に合わせた指導内容を組んでくれる方だったので、グループレッスン内で別のことをやりながらも、時折アドバイスをくれ、しばらくするとキレイさっぱり腰痛が無くなりました。
これまでの先生では、そういった細かいケアが無かったので、これには本当にビックリしました。
また、そうしてヨガを続けていく内に知らず知らずと自分のコンディションを気にかけるようになる自分がいました。座る姿勢や日々気づいた時にヨガ式のストレッチを小まめにするという意識の変化が生まれました。
元々別にヨガに興味があったわけでもないボクですが、実際に自分に効果がしっかり出ているものですから、こればっかりは認めざるを得ません(笑)。
その後、友人とヨガスタジオにお試しで行ったり、色々なヨガを経験する中で、今は自分に合うのは「ゆるーい健康志向のヨガ」ということが分かり、月二回程度ですがヒトミ先生のレッスンを受け続けています。
現代人はカラダや心に多くの悩みを抱えています。そういう方が心を落ち着かせ、カラダを健康にするためにヨガはもってこいだと思います。また、より積極的に肉体改造に励む上でも『ライザップのようなお高いパーソナルジムはちょっと……』、という方でも出来るのがヨガの良いところではないでしょうか。
もし、ここまで読んで下さる方がいるならば、あなたには是非今すぐヨガを始めてみて下さい、とお伝えしたいです。心とカラダの健康は勿論、ヨガがある日常は、必ずあなたに良い変化をもたらしてくれると思います。
勿論、ヨガスタジオ選びは慎重に。ヒトミ先生が知る業界事情、そしてボクの初心者としての経験をもとに、ヨガスタジオの選び方を下記で解説していますので、是非とも参考になれば幸いです。